ルイス構造の描き方!


オクテット則に従う

オクテット則とは何か、こちらの記事で確認して下さい。↓

ルイス構造は、オクテット則を使うと簡単に描けます。

ルイス構造を描く3ステップ

1

ルイス構造の中に組み入れる電子の数を決める。

これには各原子の価電子を全て加え合わせればいい。

例:BF4-

Bの価電子数:3

Fの価電子数:7

合計:3+4×7=31

マイナスイオンであるから、合計32個の電子。

みたいに、、

2

原子のつながり方に応じて、元素記号を書く。

CO2など、大抵の原子の並べ方はわかっている。

分からなければ、合理的に推定できるはずだ。

電気陰性度の低い原子が分子の中心原子になるのが普通。

NH3分子の形の予想図

3

互いに結合している1組の原子の間で1対の電子対が単結合を作るように電子対を振り分ける。

次に、各原子がオクテット則を持つように残りの電子対を加える。

N H3分子のルイス構造

他のルール

結合を作っている電子対(:)をそれぞれ1本の線で表す。

多原子イオンの場合、イオン電荷は、特定の個々の原子ではなくイオン全体が持っているものとする。

BF4ーのルイス構造

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