[VSEPR]ICl2+の分子の形を予想する

ICl2+ の分子の形を予想するためにまず、ルイス構造を書いて、結合の本数と非共有電子対の数を確認する。

ルイス構造の書き方

こちらの記事で、ルイス構造の書き方を説明していますので、基本が分からなければこちらをご確認ください。

分子全体の価電子数を計算

I+ : 6

Cl : 7 × 2

計 : 20個

したがって、計20個の電子を10対として原子に割り振る。

ルイス構造を書く

2個の単結合と、I原子周りの合計2個の孤立電子対が形成される。

したがって、ルイス構造はこのようになる。

VSEPRで分子の形を予想する

I原子上に孤立電子対が2個存在するため結合と反発が起こり、曲がった形になる。

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