地球にあるすべての水を2Lのペットボトルに例えると淡水は?

私たちは毎日、蛇口をひねれば水が出て、お風呂やトイレ、洗濯など、様々な場面で水を使っています。しかし、地球上にある水の97%は海水で、淡水はわずか3%しかありません。

さらに、その淡水のほとんどは南極や北極の氷として存在し、私たちが利用できるのは、湖や川、地下水など、ほんのわずかな量なのです。

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2Lのペットボトルで例えると?

地球にあるすべての水を2Lのペットボトルに例えると、私たちが利用できる淡水はわずか60ml、大さじ4杯分しかありません。

さらに、湖や川など、すぐに汲み取れる淡水は、たったの4滴にしかなりません。

私たちの生活と水

私たちは、生活の中で様々な形で水を使っています。

アメリカの例では、1日に4100億ガロン(約1兆5500億リットル)の水が取水されており、そのうち85%が淡水です。

一番多く使われているのは発電所の冷却水で、全体の50%を占めています。

次いで、灌漑用水が31%、家庭や学校、事務所での使用が12%となっています。

食料生産と水

食料生産にも大量の水が必要です。

小麦、米、トウモロコシ、大豆などの穀物を1kg生産するには、平均して数千リットルの水が必要です。

例えば、牛肉1kgを生産するには、約15,000リットルの水が必要だと言われています。

まとめ

私たちは、日々の生活の中で大量の水を使っていますが、地球上で利用できる淡水はほんのわずかしかありません。

水を大切に使い、無駄を減らすことが、今後の地球環境にとって非常に重要です。

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