「一覧」色んな分子のルイス構造一覧 更新日:22/05/2024 公開日:07/07/2023 化学無機化学 ルイス構造の描き方 ルイス構造は、原子の価電子をもとに、オクテット則に基づいて描かれます。 詳しい描き方はこちらをご覧ください。 H2 N2 CO SO2 NO2- NH3 SO3 PO43- SO42- ClO4- B […] 続きを読む
異種原子から作られる分子軌道について考える。 更新日:02/05/2024 公開日:06/07/2023 化学無機化学 まとめ 異核二原子分子は極性をもち、結合性軌道の電子は電気陰性度の大きい方の原子の近くに、反結合性軌道の電子は電気陰性度の小さい方の原子の近くにいる確率が高い。 電気陰性度の大きい原子 結合性分子軌道に大きく影響するのは […] 続きを読む
混成軌道一覧 更新日:02/05/2024 公開日:06/07/2023 化学無機化学 要点 同じ原子の原子軌道が互いに干渉して混成軌道ができる。 それぞれの混成の機構は分子の局所的な構造と対応している。 特徴 混成軌道は核間領域の振幅が強められているという意味で、明確な方向性を持つ。 方向性を持つのは、s […] 続きを読む
錯体に無色のものと色があるものの違い(鉄イオン、コバルトイオン) 公開日:06/07/2023 化学無機化学 [FeF6]3-は無色であるのに対し、[CoF6]3-は可視領域に吸収帯を1本だけもち、色がある理由を考える。 [FeF6]3- の電子配置 F原子は分光化学系列より、弱配位子場配位子であることが知られているから、この錯 […] 続きを読む
ヘキサアクアクロム(Ⅱ)イオンの分子構造のヤーン・テラー効果を考える 公開日:05/07/2023 化学無機化学 なぜヤーンテラー効果が起こるか? ヤーンテラー効果により、分子がひずみ、縮退が解消されることで、縮退した基底状態を持つ非線形分子またはイオンよりも安定した分子になる。 [Cr(H2O)6]2+ Crはd4高スピン錯体であ […] 続きを読む
錯体の色を考える”コバルト錯体” 更新日:22/05/2024 公開日:05/07/2023 化学無機化学 錯体の色は何で決まるか? 錯体の色は、主に遷移金属イオンの配位状態によって決まる。 遷移金属イオンは周りに配位子を持つことで錯体を形成する。 この配位子によって、遷移金属イオンの電子状態が変化し、光の吸収や放出が起こるこ […] 続きを読む
「LFSE」いろんな錯体の配位子場安定化エネルギーを求める 公開日:05/07/2023 化学無機化学 導入 電子配置、不対電子の数、結晶場理論、結晶場分裂などから配位子場安定化エネルギー”LFSE"を求める。 [Co(NH3)6]3+ NH3は中性だから、八面体錯体中のコバルトイオンは+3に荷電。 NH3は分光化学系列の […] 続きを読む
平面四角形錯体を簡単に説明する 公開日:04/07/2023 化学無機化学 本質 強配位子場下でのd8配置は平面四角形錯体を形成する傾向にある。 軌道のサイズが大きく、スピン対生成が容易な4d、5d金属では、この傾向はより顕著になる。 詳細 一番立体障害の少ない配置は正四面体構造だ。 しかし、い […] 続きを読む
ヤーン・テラー効果「錯体のひずみを説明する」 更新日:02/05/2024 公開日:04/07/2023 化学無機化学 基礎 錯体の基底電子配置において軌道が縮退しているときは、正方歪みが起こる。 これはつまり、縮退を解消してより低エネルギー化するために錯体が歪む。 ひずみ a 二つの配位子が中心金属イオンから離れるように動いた場合の正方 […] 続きを読む
四ハロゲン化ケイ素と三ハロゲン化ホウ素のルイス酸性の傾向の違い 公開日:03/07/2023 化学無機化学 四ハロゲン化ケイ素のルイス酸性の傾向 SiI4 < SiBr4 < SiCl4 < SiF4 三ハロゲン化ホウ素のルイス酸の傾向 BF3 < BCl3 < BBr3 < BI3 傾向の […] 続きを読む