共鳴構造を描く時のルール 公開日:08/05/2024 化学有機化学 共鳴構造をどうやって書くのか? 今回はそのルールについて解説する。 1 : 共鳴構造とは仮想 ルール1、「共鳴構造は仮想的なもので、実在しない。」 複数の共鳴構造を持つ分子が存在する。 しかし、真の構造は個々の形の重ね合 […] 続きを読む
ベンゼンの共鳴構造 公開日:08/05/2024 化学有機化学 ベンゼンの共鳴構造について。 ベンゼンのようないわゆる芳香族化合物では、6個のCーC結合は等価。 ゆえに、ベンゼンは二つの共鳴構造の混成体である。 表記される共鳴構造はベンゼンの結合と二重結合を交互に持つように見えるが、 […] 続きを読む
酢酸イオンの共鳴構造 公開日:08/05/2024 化学有機化学 線結合構造 酢酸イオンの線結合構造を書くとき、 「二重結合をどこに書けばいいのか?」 という問題が出る。 酢酸イオンの二つの酸素は等価であるため、実はどの線結合構造も厳密には正しくない。 正しい答えはその中間。 共鳴構造 […] 続きを読む
『Lewis構造・線結合構造』の基本ルールと一覧 公開日:02/05/2024 化学有機化学 分子の共有結合を示す簡単な表現方法として、Lweis構造(ルイス構造)が知られている。 これは原子の価電子を点で書き表すことで表現できる。 また、より簡便な表現法に線結合構造がある。 今回はこれらの基本と、さまざまな分子 […] 続きを読む
『溶液中』拡散律速の時の速度定数を導出! 更新日:02/05/2024 公開日:01/05/2024 化学有機化学 分子Aと分子Bが溶液中で拡散し、拡散運動の結果として衝突して反応し、生成物になる状況を考える。 拡散とは 溶液中における拡散の状況と、かご効果について 拡散流束J(r) 分子AとBが接触する距離:R* とする。 この時、 […] 続きを読む
各種官能基の分極一覧 更新日:02/05/2024 公開日:22/07/2023 化学有機化学 分極一覧 ここに官能基それぞれの分極の一覧を載せます。 保存などして、覚えると有機化学の勉強が楽になります。 最後に、おすすめの化学本を。。。是非! リンク リンク リンク リンク 「↓この本は特におすすめ!↓」 勉強色 […] 続きを読む
アルケンのカルボニル化合物への開裂 公開日:22/07/2023 化学有機化学 はじめに アルケンの付加反応は全て、二重結合が単結合に変わっている。 この場合、出発物の炭素骨格はそのまま残っていた。 だが、 C=C結合を二分する強力な酸化物も存在する。 ここでは、アルケンのカルボニル化合物への開裂に […] 続きを読む
アルケンのエポキシ化 公開日:22/07/2023 化学有機化学 エポキシ化 実験室スケールでアルケンをmークロロ過安息香酸のような過酸RCO3Hで処理すると、酸化が起こってエポキシドができる。 エポキシドは、三員環に酸素原子をもった環状エーテルということを知らなければならない。 以下 […] 続きを読む
アルケンの水素化「還元」 公開日:17/07/2023 化学有機化学 はじめに アルケンは、金属触媒(パラジウム、白金)の存在下で、水素と反応してアルカン付加生成物を与える。 これすなわち、二重結合が水素化したということ。 化学の世界では、これを”還元”された。という。 しかし、有機化学に […] 続きを読む
ヒドロホウ素化によるアルケンの水和 公開日:15/07/2023 化学有機化学 はじめに マルコフニコフ型生成物を与えるオキシ水銀化ー脱水銀反応に加えて、逆マルコフニコフ型生成物を与える相補的な方法もある。 それが、ヒドロホウ素化だ。 ヒドロホウ素化とは ヒドロホウ素化は、ボランBH3のB-H結合が […] 続きを読む