アルケンからハロヒドリンへの反応を説明する 公開日:14/07/2023 化学有機化学 はじめに アルケンと次亜ハロゲン酸からハロヒドリンと呼ばれる1,2-ハロアルコールが生成する。 だが、ハロヒドリンの生成は、アルケンと次亜ハロゲン酸との直接の反応で起こるのではない。 水の存在下で、間接的に行われる。 ブ […] 続きを読む
アンチの立体化学 公開日:14/07/2023 化学有機化学 はじめに 有機化学の反応を考える時、大抵の反応機構では立体化学を説明していない。 すなわち、その機構でどんな立体異性体が生成するかがわからないままなのだ。 今回はアルケンのハロゲン化反応に注目して、立体化学を学んでいく。 […] 続きを読む
アルケンの合成方法 公開日:14/07/2023 化学有機化学 はじめに アルケンは、簡単な出発物(アルコール、ハロゲン化アルキル)から合成できる。 これさえ知っておけば、十分だと言える。 アルケンの反応といえば付加反応であるように、アルケンの合成といえば脱離反応と言える。 付加反応 […] 続きを読む
カルボカチオン転位について 公開日:12/07/2023 化学有機化学 諸言 アルケンの求電子付加がカルボカチオン機構であることは、どうしたら分かるか? 正確なことはわかっていない。 ここで考える機構は、既知の事実と全て完全に一致していることを示すことだ。 あらゆるデータが満足に説明されれば […] 続きを読む
マルコフニコフ則「求電子付加の配向性」を簡単に考える 公開日:12/07/2023 化学有機化学 基本 アルケンへのHX付加において、 Hはアルキル置換基がより少ないC原子につき、Xはアルキル置換基がより多いC原子につく。 実際の反応を見てみる 2ーメチルプロペンとHClとの反応で、2つの生成物が考えられるが、実際に […] 続きを読む
「有機化学」反応機構の矢印の書き方ルール 更新日:02/05/2024 公開日:10/07/2023 化学有機化学 はじめに 反応機構を書くときに、曲がった矢印を正しく使うためには基本のルールを知っている必要がある。 これから、反応機構における矢印の使い方を簡単に説明する。 ルール1 電子は、求核種(赤)から求電子種(青)に向かって動 […] 続きを読む
求核試薬か求電子試薬かを決める 更新日:12/07/2023 公開日:08/07/2023 化学有機化学 求核試薬(nucleophile) 求核試薬は負に分極した電子に富んだ原子を持っており、正に分極した電子不足の原子に電子対を供与して結合を生成する。 求核試薬は中性か、または負に帯電している。 例として、 アンモニア、水 […] 続きを読む